ガラス作家 西中千人の個展情報7 Exhibition7 of NISHINAKA YUKITO

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終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました!

ー 生命を感じるガラス ー
西中千人ガラス展

6月23日(水)〜 29日(火)   午前10時〜午後7時30分 最終日は午後4時にて閉場

横浜高島屋 7階 美術画廊
〒220-8601 横浜市西区南幸1-6-31 TEL 045-311-5111

横1.jpg今回で7回目の横浜展。横3.jpg作品と合わせて、草月流 日向洋一先生の挿花もお楽しみいただけます。横4.jpg毎年一回の再会を楽しみにご来場くださるお客様に心から感謝いたします。横2.jpg作品について、花の活け方について、お送りしているニュースレターについてと、話題はつきません。




G562P.jpg『 墨 流 』 端正な形状の花入れに熱く熔けた色ガラスで描かれた 「岩にぶつかる激しい波 渦を巻く波の勢い」が印象的です。 長谷川等伯の「波涛図」から啓示を受けました。K167.jpg「硝子金呼継」 個性豊かな硝子片を金箔の下地に熔かし込み 器にした愛らしい蓋物です。 日本古来の呼継の技法を 独自の視点で解釈した、現代的な作品です。G549.jpg『 手 桶 』 日本の伝統的な道具「手桶」をモチーフにした花入です。 透明ガラスの把手が凛とした美しさを感じさせます。




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すべて、何も皆、事のとゝのほりたるは、あしき事なり。 し残したるをさて打ち置きたるは
面白く、生き延ぶるわざなり。  ー 徒然草より ー    

自然界から「不完全な美」を見出すという、日本独特の美意識を礎に、熔けたガラスの躍動感と透明な感性で ”美 ”を世界に向けて表現しています。
アメリカ、中国での留学で得た海外から日本文化を見るという視点と、伝統的な技法を独自の解釈で現代に提示する姿勢でガラスに生命を吹き込むように制作をしてまいりました。

8回目となる今展は『生命を感じるガラス』がテーマ。
「常磐露草」、「夢で見た花」や「アイスツリー」などの花や氷をモチーフにした作品
また、切子の技法を前衛的に用いた「創作切子」シリーズや陶芸の呼継技法にガラスで挑戦した「硝子金呼継」など約80点を準備してまいりました。
『 造形美溢れる大胆で繊細な吹きガラス作品 』や『 静寂な鋳造ガラス彫刻 』と共にゆっくりと御覧ください。
この展覧会が、私のガラス作品と皆様との忘れられない出会いになれば光栄です。